気づけば四月も早半分が過ぎました。幼稚園や保育園、小学校に入学したお子さんの話を聞くと、いつの日かうちの子たちにもそんな日が来るのか~、と今から感慨にふけっている親バカなちびっ子ママです。
さて、読書と言えば秋ですが、ここのところチビたちの風邪が長引いたりしてなかなかお外にも出かけられなかったので春だけど読書をする機会が増えています。
私は1つの本を始めから終わりまでだーっと読むより、その時の気分に合わせて内容がハードなもの、ソフトなものなど平行して何冊か読むのが好きなのですが、今は「江戸しぐさ」という江戸っ子たちが重んじていた精神について書かれた本と子育ての本を平行して読んでいます。
子育ての本の方を読みながら、「果たして自分の子育てはこれで良いんだろうか?」「最近私は『ダメ』という言葉を連発しているんじゃないか?」などモヤモヤとした気持ちになりました。
そのあと、江戸しぐさの本を読んでいて、心に残る内容がありました。
それは、江戸っ子に「忙しい」という言葉は禁句だったという話です。
「忙しい」という字は「りっしんべん」に亡くす。つまり、心を亡くすと書きます。
江戸では心を大事にしていたから心を失った人は木偶の坊(自分の心で動けない操り人形)として、人間扱いされなかったそうで、江戸っ子に「忙しい」という言葉は禁句だったそうです。
これを読んで、私自身『忙しい』ことを理由に心を亡くしていないかな?と考えさせられました。
子育ては待ったなし、家事もあれば仕事がある人も。あれよあれよといううちに1日が終わってしまうなんてことも多いですよね。
でも、忙しいときほど心を大事にしたいなあと思いました。
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